1948-03-16 第2回国会 参議院 予算委員会 第7号
先ず歳出の内譯を御説明申上げますと、專賣局特別會計におきまして專賣益金の確保を圖りますために、製造煙草の賣上増進対策といたしまして、福引券發行に必要な經費七千四百四十萬圓、それから製鹽用配電停止に伴いまする鹽業經營危機突破に必要な資金を電氣製鹽業者に貸付けるために六千萬圓、厚生保險特別會計におきまして、標準報酬月額の増加によりまする健康保険給付費の増加等のため一億五千四十餘萬圓、賠償及び償還金等の既定豫算
先ず歳出の内譯を御説明申上げますと、專賣局特別會計におきまして專賣益金の確保を圖りますために、製造煙草の賣上増進対策といたしまして、福引券發行に必要な經費七千四百四十萬圓、それから製鹽用配電停止に伴いまする鹽業經營危機突破に必要な資金を電氣製鹽業者に貸付けるために六千萬圓、厚生保險特別會計におきまして、標準報酬月額の増加によりまする健康保険給付費の増加等のため一億五千四十餘萬圓、賠償及び償還金等の既定豫算
○西郷吉之助君 私は只今のこの豫算の中で、製鹽に關する點について、專賣局の方がおられることと思いますからお伺いしたいと思いますが、製鹽用配電停上に伴う鹽業經營危機突破に必要な資金貸付六千萬圓という内容をもう少し詳細に御説明願いたいと思います。
恐らく十分にこれを審議して頂く時間がないだろうという豫定の下で、私の方から次のように豫め状況を間合したわけでございますが、これに對しまして政府の簡單な答辯といたしましては、製鹽向の石炭の割當は一般的不足などの關係で誠に餘議なく壓縮されておるので、これらの割當炭を最も效果的に使うために國内の專業製鹽全般に亙つて配炭することができない、そのために鹽業經營が困難となつている向があることは誠に遺憾であつて、